9月20日(木)から23日(日)にかけて開催された国内最大規模を誇るゲームの祭典「東京ゲームショウ2012」。その開催2日目となる9月21日(金)には、現在好評配信中のPS3用ゲーム「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」のステージイベント『「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」ロードマップ発表会 ~業界初!家庭用据置機におけるFree to Playモデルへの挑戦』が、バンダイナムコゲームスブースにて実施された。
ステージにはバンダイナムコゲームスの桑原 顕プロデューサー、監督を務めるB.B.スタジオの徳島雅彦氏、制作プロデューサーであるB.B.スタジオの大野 聡氏が登壇。今後の展開として新ルール「制圧戦」や新MAP「採掘場」、新MSの追加など様々な新情報が発表された。
それではさっそくステージの様子をレポートしていこう。
■ 歩兵を活用して勝利を掴め!新ルール「制圧戦」追加!
これまでは、とにかくポイントを稼いでより多くのポイントを獲得した方が勝利というルールだったが、今回発表された「制圧戦」では新たに「戦力ゲージ」システムが導入され、拠点や中継ポイントを制圧したり、MSを破壊することで敵のゲージを削りきったチームが勝利となる。
戦術にも変化が必要とされ、中継ポイントの制圧や、敵拠点の破壊はMSから降りて行うため、歩兵での戦いが重要となってくる。また、制圧した中継ポイントは敵チームから守る必要があるため、チームで固まって動くことが多い現在のルールと比べて、ある程度分散して行動する必要がある。
個人のテクニックはもちろん、チームの連携がより重要となる白熱した戦いが楽しめるルールとのことだ。
■ 天候によるロケーションの変化も!新MAP「採掘場」追加!
新たに追加される「採掘場」は、大きな穴による高低差のある地形が特徴的なマップだ。
歩兵用の隠し道なども用意されるため、リスポーン地点を駆使することで、かなりトリッキーな奇襲作戦も可能となる。
これまでのマップと違い、移動するためにテクニックを駆使する戦い方となるほか、天候などの要素によるロケーションの変化も楽しめるとのことだ。
■ 初心者でも安心して遊べる!「新兵実戦訓練」追加!
さらに今回、多くのユーザーから要望が寄せられた初心者用モードが追加されることも発表された。初心者モード「新兵実戦訓練」では、出撃エネルギーを消費しないので何度でも出撃することが可能。戦闘報酬も通常と同じく獲得できるが、参加できるのは一定の階級以下のプレイヤーに限られる。
これにより新規プレイヤーが遊ぼうとすると、いきなり熟練プレイヤーとマッチングしてしまい、すぐに倒されてエネルギーがなくなってしまうという問題が解消されるほか、1対1でも出撃できるため、友人と練習することも可能となる。
初心者でも安心して遊べることはもちろん、熟練プレイヤーにとっても、ある程度プレイしたことのある人のみ戦闘に参加するため、安心して戦えるようになる。
■ 「アッガイ」、「ジム・スナイパーII」など新MSが続々参戦!
<アッガイ>
新参戦機体として、まずは“ガンダム世界のアイドル”、「アッガイ」が紹介された。見た目は可愛らしいが、サイズはかなり大きいため威圧感のある機体に仕上がっている。
また、他のMSにはない「ステルス」機能でレーダーに映らないという特性があるため、レーダーを見ながら戦うプレイヤーにとっては脅威となるだろう。
さらにカバーアクションとして、あの「体育座り」も再現されており、現状あまり使われていないカバーアクションの活性化にも役立てば、とのことだ。やられそうになった時、「体育座り」をすると「かわいくて撃てない!」となるかもしれないので、ぜひとも上手く使ってほしい。
<ジム・スナイパーII>
地球連邦軍には人気の高い「ジム・スナイパーII」が登場する。
支援機が充実している連邦側に、また支援機が追加されるのかと思われるかもしれないが、ライフルが実弾銃のため、ビーム特有の射線がなく、“どこから撃たれたんだ!?”とジオン側にはかなり脅威となる。さらに盾を装備しているため、汎用タイプに近い戦い方も可能となっており、かなり優秀な機体に仕上がっているとのことだ。
<ブルーディスティニー>
徳島監督の初監督作品であり思い入れの強い「機動戦士ガンダム外伝I 戦慄のブルー」より、「ブルーディスティニー」が登場。
HPが30%を下回った時に発動する「EXAM-SYSTEM」が最大の特徴で、発動すると独特の赤いエフェクトに加え、バーニア部分やMSの各所に仕込まれた発光部分も赤くなり、各種ステータスが上昇する。
元々は汎用タイプに近い機体だが、1号機に関しては原作での暴走シーンのイメージが強いため、今回は格闘機として参戦する。
主兵装として、専用の100mmマシンガン改のほか、ベースが陸戦型ガンダムであるため、陸戦型ガンダムの武装が装備可能。これにより、収束撃ちができるビーム・ライフルを持った格闘機という強力な機体となる。
このほか胸部には90mmマシンガンと肩を並べる威力のマシンガン、脇には敵のよろけを誘発させるロケットランチャーを装備するなど多彩な武装を持つ。
なお、「EXAM-SYSTEM」が発動するのは、HPが30%を切った後なので、あまり上手くない人が使うと、発動した瞬間に撃破されてしまうこともあるとのことだ。
新規MS紹介の最後に、今後追加される予定のMSのシルエットが公開された。
ジオンには支援機が、連邦には格闘機が求められている現状を鑑み、画面左端がジオンの支援機、右から2番目が連邦の格闘機であるというヒントも明かされた。
なお「アッガイ」、「ジム・スナイパーII」、「ブルーディスティニー」の3機は、9月下旬から10月の上旬に追加予定とのことだ。
■ さらなる新要素も続々追加!
【ハンガー】
ハンガーは保有しているMSの強さを底上げできる機能。LVやコストの低い機体の強さも底上げできるので、自分の好きな機体を鍛え上げることが可能。なお、本機能はゲームバランスへの影響が大きいため、慎重に調整した上で開放するとのことだ。
【クランシステム】
友達同士や、ゲームで知り合った人とのコミュニケーションを促進し、よりゲームを楽しめるようなシステムが追加されるほか、ゲーム中に左下に表示される簡易チャットには、プリセットからお気に入りのものを持ってきて自分用の簡易チャットを作成できる機能が用意されるとのことだ。
そして最後にステージの締めくくりとして、各登壇者からコメントが送られた。
桑原 顕(バンダイナムコゲームス プロデューサー)
本日発表したものはあくまで直近で予定しているもので、ユーザーさんからのご意見・ご要望は常に頂いております。
それに基づいてどんどん進化していくのが「バトルオペレーション」だと考えているので、ぜひとも今後の展開にもご期待下さい。
徳島 雅彦(B.B.スタジオ ゲーム監督)
まだまだご不便やご迷惑をお掛けすることもたくさんあると思いますが、なるべく多くの人に、少しでも長く、少しでも楽しく遊んで頂けるよう、スタッフ一同、これからもとにかくがんばってよりよくしていきます。
今後とも「バトオペ」をどうぞ応援をお願いいたします。
大野 聡(B.B.スタジオ 制作プロデューサー)
この場を借りまして最後に告知をさせていただきます。
ただいまB.B.スタジオでは開発スタッフを募集しております。「バトルオペレーション」の運営スタッフを始め様々な職種を募集しております。
非常にやりがいのあるアットホームな職場ですので、興味のある方は 公式HPでご確認ください。よろしくお願いいたします。
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