全国のネッツ店にて好評発売中のシャア専用オーリスの購入方法を、わかりやすい体験形式でレポートする購入講座。
その第2回目となる今回は、高額な買い物では避けて通れない「お金」の話と、それに伴う車両の「グレード」についてを、ぬまっち氏のとある楽屋からお送りしよう。
▼ 第1回:事前情報入手編
ネッツ店を訪れ、展示車両の確認やオーリスの試乗を行う第1回は こちら!
シャア専用オーリス購入講座の第2回目は、新車購入に当たっての資金計画の立て方を中心に話を進めて行くことにしよう。
前回、ネッツ店に赴いて実車を確認にしたキミは、そのカッコ良さに痺れて、愛車として購入することを真剣に考えていることと思う。
だが、クルマは大変高価な買物だし、購入時のイニシャルコストだけでなく、購入後もガソリン代や高速道路代、駐車場代、車検&メンテナンス代、自動車保険料、税金などのランニングコストも必要になる。
▲購入は計画的に。大切なお金のことなのでしっかりと検討しよう。
そこでまず重要なのが、余裕のある資金計画を立てることである。新車の購入に当たっては、車両本体価格にプラスして、取得税や自動車税、重量税などの法定費用や検査登録費用や納車費用などの諸費用、カーナビやETCなどのオプション装備も必要となる。
車両本体価格に120~140%程度を掛けた金額が新車購入予算のおおよその目安となる。詳しい金額を知りたい人は、トヨタのホームページ( http://toyota.jp/)にアクセスし、「購入検討サポート」から「見積りシミュレーション」を選べば、ベース車のおおよその支払い金額が出すことができる。
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スペシャルサイトや、
三栄書房「シャア専用オーリスのすべて」で車両の情報を収集するのもいいだろう。
この金額にはシャア専用オーリスの特別装備の金額は含まれていない。専用エアロキットや専用SIIDコクピットパネル、ZT18インチアルミホイール&タイヤセット、ローダウンスプリングなどで構成された「フル装着」を選択すれば、装着パーツ合計で80万9550円(税抜き77万1000円)+取付け工賃が別途掛かる(フルセットではなく必要なパーツだけ選択して取付けることも可能だし、納車後にあとから追加購入することもできる)。
専用パーツは、一部グレードで装着できないパーツはあるものの、基本的にオーリス全車で選択が可能だ。そうなると専用キットをフル装着した場合、グレードや装備内容によっても異なるが、支払総額が300万円以上になる可能性がある。
もちろん、これだけの金額を現金一括でポンと出せる人は少ないだろう。そこで利用したいのが、個人向けに自動車購入資金を融資するオートローンである。オートローンは大別すると販売店で組むディーラーローンと、金融機関で組むマイカーローンの2種類がある。
ディーラーローンは店舗や車種によっても異なるが金利は5~8%が中心で、マイカーローンは3~5%が中心となる。支払い回数はいずれも24~72回が一般的だ。
▲販売店や金融機関に相談して、無理のない返済計画を立てよう。
金融機関のローンは金利が低い代わりに、年収や年齢制限が厳しく、審査にも時間が掛かり、販売店の見積書や契約書を用意して店舗を訪れるなどの必要があるため、借りやすさや審査期間の短さなどの点ではディーラーローンに軍配が上がる。
ローンは「少なく借りて短く返すのがお得」とはよく言われることだが、あまり無理な返済計画を立てると月々の支払いに苦労することになる。自分の収入と照らし合わせて、月々の支払いが、最大でも月収の1/4を超えないようにしたい。
また、サラリーマンならボーナス併用ローンを組むことで、月々の支払い金額を少なくすることができるが、ボーナスは会社の業績や景気に左右されるために、安易に頼ってしまうのはリスクが高い。借入金の1~2割程度に抑えた方が良いだろう。
ローンの支払いでお勧めしたいのが、最近利用する人が多い「残価設定型ローン」だ。これは3~5年後に愛車を手放すことを前提にして、最初から下取金額(据置額)を差し引き、残りを分割で支払うというもの。
当然、支払い総額が抑えられるので、月々の支払いが軽くなる。返済期間が完了すれば、据え置き金額を一括支払いor再ローンで乗り続けるか、新しいトヨタ車へ乗り換えるか、販売店にクルマを返却するかのいずれかから選ぶことができる。
ただし、走行距離が規定よりも伸びてしまったり、大きな事故を起こしたりして、査定額が残価を下回った場合には差額分が持ち出しとなる。セールスマンから残価設定ローンについて詳しく説明してもらい、充分に理解してから利用してもらいたい。
シミュレーションを重ねた結果、どうしても資金繰りが難しいようなら、購入時期を後ろにずらすことも考えよう。シャア専用オーリスは限定販売ではないので、慌てて買い急ぐ必要はない。
無理を重ねて買っても維持しきれずに手放すくらいなら、少し待ってその間により多く頭金を溜めるのだ。当たり前の話だが、頭金が多ければ多いほど月々の支払額は少なくなる。クルマの購入は無理をせず、しっかりとした計画を立てることが何よりも大切だ。
▲最上級のRS“S Package”は6速マニュアル・・・、私に扱えるのか?
さて、資金繰りの目処が付いたらグレードと装備選びだ。オーリスには1.8Lで4グレード、1.5Lは2WDと4WDそれぞれ3グレードと排気量、駆動方式を含め10種類のグレードがあり、どれを選べば良いか迷ってしまう。だが、高価なグレードが必ずしもキミにとっての最良の選択とは言えない。
車両カタログの主要装備に付いて書かれたページを開けば、グレードごとの装備が解説されている。もし書かれた内容についてわからなければ、車両について熟知しているセールスマンに予算や使用目的を伝えてアドバイスを貰うのも1つの方法だ。自分の使用方法と予算を照らし合わせて、もっとも自分にあった1台を選択してほしい。
▲お財布や使用用途を相談しつつ、自分に一番合ったグレードを選択しよう。
オススメグレードは、MTが運転できる人で、シャア専用オーリスらしいHOTな走りを楽しみたい人にはRS“S Package”かRSをベースに、迫力あるルックスを楽しみたい人には150X“S Package”か150Xをベースに選ぶと良いだろう。
シャア専用オーリス購入講座第3回目となる次回は、いよいよネッツ店に赴いて商談に入る。商談のポイント、契約時の注意点、自動車保険の必要性などについて解説するゾ。
次回の掲載は、11月1日(金)予定!乞うご期待!
▼ 第1回:事前情報入手編
http://www.gundam.info/topic/9522/
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